参加者の声

長期・短期ボランティアや研修に参加されたみなさまの声をお届けします。

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2019.09.10

多くの経験は感性を磨き、幸せを感じる心を育てます。

▼参加して得たもの、苦労したことを教えてください。

自分の心の声に従って行動することの大切さを感じました。自分が望む生き方は自分にしか分かりません。自分を信じて一歩踏み出すことでほんの少し強くなれた気がします。
また、幸せを感じる心が育ったように思います。多くの経験は感性を磨いてくれます。感性が磨かれると人生が豊かになると思います。
私は、周囲への感謝を今まで以上に感じるようになりました。

これを感じるきっかけとなったのは手術ミッションです。手術をするためには、医師、看護師だけでなく、ガーゼを折る人、洗濯をする人、器具を洗浄する人、どの人も欠かせません。
いつも決して自分の力だけではありません。どんなときもゴールに至るまでの過程を忘れてはならないと感じました。

看護師 ボランティア 参加者の声

苦労といえば、言葉の壁です。スタッフ同士は英語が通じますが、患者さんとは基本的にクメール語での会話となる為、通訳さんを頼ってばかりです。もっと自分の言葉で患者さんと関わりたいというもどかしさは感じます。とは言っても、伝えたい!と思う気持ちがあれば伝わります。分かり合えたときの喜びは嬉しいです。

▼参加前のイメージと実際との違いはありましたか。

海外で役に立ちたい!と思い、始めたボランティア活動ですが、与えるより与えられる方がうんと多かったことです。

▼今後の参加者へのアドバイスと、参加を迷われている方へ一言お願いします。

看護師 ボランティア 参加者の声

“失敗したくない。できることならば、ベストな自分になってから挑戦したい。”
しかし、自分に自信を持てる状態になるのはいつになるんだろう。見えない目標設定をして後回しにしていれば、ここに来るタイミングを失っていたのではないかと思います。
もっと経験を積んで、自信がつくまで待つか…という訳にはいかず、時間が勿体ない!とりあえず行こう!行ってから考えよう!が私の答えでした。

正直知識不足で悔しい思いもしましたが、分からないことはその場で学んでいきました。なんとかなります。

また、カンボジアは非常に暑いです。更に私は虫も動物も苦手でカエルも怖い…!笑
自分のスキルの次に心配なのは環境でした。大丈夫、これもなんとかなりました。
今年の3月末〜4月と6月にカンボジアの手術ミッションに参加し、今回7月は初めてのモバイル手術活動でした。

モバイルは荷物を詰めて出発、掃除、物品整理…と活動場所を作り上げることから始まります。大変でしたが、皆で協力して3日間を無事終えた時、なんとも言えない達成感がありました。
出張となると敷居が高いような気がします。少ないスタッフの中に戦力にならない私が入ってしまっても大丈夫か…という不安はありました。ですが、自分に出来る事を見つければ仕事は無限にあります。

また、やる気さえあれば、スタッフさんはやりたいことを経験するチャンスをくださいます。
私は5年間内科勤務でしたが、先日手術室の直接介助デビューを果たしました。
人生悩むことにエネルギーを注ぐより、やりたいことに挑戦するためにエネルギーを注ぐ方が有意義です。少しでも悩むならば、是非参加をお勧めします!!

看護師 ボランティア 参加者の声

短期ボランティア:看護師 石橋 優衣 様
参加期間:2019/3/28~4/6
2019/6/11~6/17
2019/7/12~7/16(モバイル活動)