メディカルチーム医療者ブログ

国際医療の現場で活躍するメディカルチームの看護師・助産師・医師・コメディカルたちが
日々の医療活動や生活、葛藤や感動を綴ったブログ

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看護師

2024.10.28

ラオスに来て3カ月~ラオスでの生活、活動について〜

▼ラオスでの活動について
ラオスに来る前、私は看護師として病院で勤務し、患者と接してきました。
一般的な看護業務を行っていましたが、ラオスに移ってからはデスクワークが中心になっています。
主な業務は手術ミッションの準備、資料作成、ミーティングなど多岐にわたります。病院勤務との大きな違いは、1日のタスクや今後の予定を逆算し、自分で考えてスケジュールを決める必要がある点です。
今でも試行錯誤しながら取り組んでいます。

▼自己の課題
自分自身には多くの課題があります。
ラオスの経済事情やオフィス業務に関する知識不足、医師へのメール連絡や調整、手術患者の選択、プロジェクトの推進に関する課題などが含まれます。
初めての経験ばかりで、わからないことが多いですが、その中でも新鮮さや新たな発見、達成感を感じながら、日々ジェットコースターのような時間を過ごしています。

ジャパンハート メディカルチーム 看護師

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▼ラオスでの生活について
私は自炊をせず外食を楽しみ、ラオス料理を堪能しています。
またカフェで過ごしたり、サンセットを眺めて気分転換を図っています。
ラオスでは様々な団体や職種の日本人と交流する機会があり、刺激を受けています。ジャパンハートのカンボジアで活動している方々とも定期的にコミュニケーションを取っており、活動場所が変わってもオンラインでつながることができるのは大きな支えです。

ジャパンハート メディカルチーム 看護師

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▼自分との葛藤について
ラオスに来て3カ月、自分との葛藤を感じています。
これまで私は、まず行動してみないとわからないというスタンスを持っていました。そして、現場で得た経験を大切にしてきましたが、言語化が苦手であることがネックになっています。

ラオスでのプロジェクトでは資料作成や病院訪問、各関連施設の見学に際し、言語化が求められます。
これまでの私は、思い立ったら現場に赴き、その場で情報を収集するスタンスでしたが、この言語化が私にとって大きなストレスでした。初めはその必要性も理解できず、自問自答していましたが、実際にラオスの病院でフィールドワークを行った際、今まで以上に言語化と事前準備を行った結果、フィールドワークの内容や質が劇的に向上し、言語化の重要性を実感しました。

ただ、自分の行動力や感じる力を失わないようにしつつ、言語化能力も向上させることで、自分自身の成長を感じています。

ジャパンハート メディカルチーム 看護師

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このように非常に貴重な経験ができていると思いますが、重要なのはその経験をどのように活かし、組織の一員として還元していくかです。
ただ自分の経験だけで満足してきた部分も少なからずあったと思います。今後はもう一歩成長できるよう努めたいと考えています。

ラオスで出会った人々は、私がラオスを選ばなければ出会うことがなかったかもしれません。
この出会いに感謝し、新しい仲間と共にラオスのためにできることを頑張っていきたいと思います。

根釜 宏平

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