VOICE

災害現場での活動経験はありませんでしたが、救急現場での勤務経験から災害支援活動に関心を持ち、カンボジアで実施されるiER災害支援海外訓練への参加を希望しました。参加前は不安や緊張もありましたが、実際の訓練は想像以上に実践的で、現場を意識した内容であり、多くの学びが得られました。

 

今回の訓練を通して特に重要だと感じたのは、チームビルディングの大切さです。災害現場では、初対面のメンバーと協力して活動する場面が多くあります。そのような状況の中で、積極的にコミュニケーションを図り、互いの状況を理解しながら信頼関係を築くことが、円滑な活動につながると実感しました。初めて関わるメンバーとも協力しながら、状況に応じて柔軟に対応し、チームとして活動することができました。

 

また、カンボジア人スタッフと日本人スタッフは、英語や通訳を介して円滑にコミュニケーションを取っていましたが、言語や文化の違いによる認識のずれやコミュニケーションエラーが起こり得ることも実感しました。そのため、互いの背景を尊重しながら関わり、相互理解を深めていく姿勢の重要性を学びました。

 

訓練では、災害現場を想定し、準備物品の確認や会場設営、役割分担などを話し合いながら進めました。実践の中では、必要に応じて人員や物品の配置を調整するなど、状況に応じた柔軟な対応が求められました。私は看護師としてバイタルサイン測定を担当しましたが、非常に暑い環境下での活動であり、非接触体温計が正常に作動しないというトラブルも経験しました。その際はチームメンバーと相談し、手首での測定に切り替えることで安定した測定を行うことができました。

ジャパンハート 災害支援・対策 iER カンボジアでの災害支援海外訓練

この経験から、現場では機器や環境条件を踏まえ、その場に応じて判断・対応する力が重要であることを学びました。また、暑い環境下ではこまめな水分補給など自己の健康管理も重要であると改めて感じました。さらに、現場の状況やニーズに応じて活動を調整していくことの重要性を学ぶとともに、そのような支援の在り方は自分自身が特に関心を持っている分野であると感じました。

 

カンボジアの自然豊かな風景や元気な子どもたちとの交流を通して、現地の文化や人々の温かさに触れることができました。また、iERチームの活動への理解を深めるとともに、多くの新たな仲間とも出会うことができました。この経験で得た学びを、今後の日々の活動や将来の災害支援活動に活かしていきたいです。

ジャパンハート 災害支援・対策 iER カンボジアでの災害支援海外訓練

iER登録ボランティア HN