2019.02.24
かけがえのない経験
▼参加して得たもの、苦労したことを教えてください。
医療を提供するという国際協力の1つの形を経験することができたこと、現地での生活を経験できたことが得たものとして大きいです。
生活面や組織としての管理面も実際にみさせていただくことで、HP上では見えてこなかった現状と、何よりスタッフの方々のモチベーションや苦労について直接伺うことができ、自分はこの現状をどう捉えるか、自分には何ができるかということを常に考えさせられる時間をもらいました。
また、何より海外で助産活動をしたい、現地の助産師と対話したいという自分自身の夢が、数日間ではありましたが、叶ったかけがえのない経験でした。
特別苦労したということはありませんでしたが、硬い床、蚊の飛ぶ寝床、という慣れない環境で身体のコンディションを整えながら活動に参加するということは容易なことでなないのかなと思いました。
▼参加前のイメージと実際との違いはありましたか。
思い描いていたよりも、カンボジア人スタッフが自立して活動されていたように思います。
▼今後の参加者へのアドバイスと、参加を迷われている方へ一言お願いします。
特別なスキルがなくても、掃除なども含めて自分にできることはたくさんあり、また英語が得意でなくても、現地スタッフは私たちのことを受け入れ、コミュニケーションをとろうとしてくれます。積極性と自分に何ができるかを考え続けることができれば本当に有意義な時間になると思います。私自身3日間という短い期間でしたが自分が足を運ばなかったら分からなかった現状や遭遇しなかった感情と向き合うことができました。ぜひ数日間だけでも参加をしてみてください。
助産師 川北 かおる 様
(1/15~1/17カンボジア手術・外来・病棟診療活動に参加)