2019.02.25
スタッフや参加者と同じ方向を向ている感覚を体験した
▼参加して得たもの、苦労したことを教えてください。
参加前に感じていたのは、救急救命士の自分になにが出来るのだろうかという不安でした。
そこで、たとえ何も出来ないとしても、できるだけ多くのことを見て、できるだけ多くの人の話を聴いて、そして考えよう、ということを目標にしました。
参加して感じたのは、日本から行かれているジャパンハートのスタッフやボランティアの皆さんとカンボジアのスタッフの皆さんとが、同じ方向を向いている感覚でした。皆さんの明るさも印象的で、おかげであまり緊張し過ぎずにすみました。
ミッション後の少し落ち着いた時期だったのが幸いし、色々な方と話すこともできました。また、帰りの日には、空いた時間でプノンペン市街に行き、線路沿い等で暮らす人々の存在を見たりもしました。
3日間というとても短い時間でしたが、多くのことを見て、聴いて、考えることができた気がします。
一つ後悔していることは、英語をもっと話せるようにしていれば良かったということです。クマイスタッフのもっと多くの人から話が聴けたはずでした。
▼今後の参加者へのアドバイスと、参加を迷われている方へ一言お願いします。
救急救命士で参加を迷っている方がいるなら、私は、ぜひ参加してほしいと思います。救急救命士の働き方も、これから変わっていくでしょう。消防だけでなく、日本だけでなく、違う視点で考えることは必ずプラスになります。
救命救急士 匿名 様
(1/21~1/23カンボジア外来・病棟診療活動に参加)