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アジア開発途上国、日本の離島・へき地で活躍するメディカルチームの
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看護師

2023.02.16

ミャンマーで生活してみて感じたこととこれから

ミャンマーの生活は朝6時30分のラジオ体操からはじまる。

ミャンマーで生活してみて感じたこととこれから 国際看護師

今の時期(12月)はミャンマーでも少し肌寒い。眠い目を擦りながらみんな外へ出でくる。
ラジオ体操が終わった後はエイン(宿舎)の掃除を行う。
朝体操をして掃除をすると気持ちが何だかスッキリする気がする。
日本だと朝ギリギリまで寝て、準備を済ませ電車に乗って職場まで向かう。
そんな生活と半年さよならし、この生活に慣れてくると今の生活のほうが人間的に充実しているように最近感じてきた。

ミャンマーでは、夜勤入りや夜勤明けがそれぞれみんなのご飯を作る。
ここで、料理を覚えたという子がほとんど。
しかし、トントントンと軽快な音を立てながら手際よく食事が作られていく。

ミャンマーで生活してみて感じたこととこれから 国際看護師

ミャンマーの料理は日本人の口に合う。何を食べても美味しい。
欠点は思っている以上に油が大量に入っていることと、何より辛い。。。
でも美味しい。辛いとお米が進む。。(体重が心配なこの頃である・・)

ミャンマーに来て少し経った頃、朝コーヒーだけて済ませようと思い、部屋でゆっくりしていると1階から私を呼ぶ声が聞こえる。

どうしたのかと思い急いで1階に駆け降りると、どうしてご飯を食べない?体調悪いの?と心配してくれるミャンマー人の子の声だった。

ミャンマーでは朝ごはんを食べないなんてあい得ない。といっても過言ではないそう。
朝ごはんを食べないと1日元気でないでしょ。ちゃんと食べて。と大盛りごはんをお皿に盛って、椅子を準備してくれる。

ミャンマーで生活してみて感じたこととこれから 国際看護師

文化や価値観の違いに戸惑うこともあるがそれ以上に、違いがあるからこそそのことをお互いが尊重し共に生活する環境は学びが多くお互いに刺激になる。
違いを知るからこそ、次へと繋がる。知らないことから、次の世界は見えない。
毎日何となく過ぎていく日常には毎回何かが隠れている。
その何かに気づくこと、そして考え行動することが重要である。
些細なことでも気づける能力は、仕事でも日常生活でも自身の成長へと繋がる。
色々なことに目を向け行動し、研修ラストまで駆け抜けて行こうと思う。

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