看護師
2023.11.14
地域貢献とは何か、半年間の国内活動を終えて
国内活動では地域に貢献している人にたくさん出会ってきました。
ラジオ局の社長さん、移動スーパーをされているご夫婦、障害者支援施設が運営している惣菜や、もちろん病院で働いている人たちなどたくさんの人がそれぞれの場所で地域を支えていました。
医療の分野だけではなく、いろいろな分野の人が地域を支えていました。
そういった方たちと出会い、地域貢献とは何か、それを私自身改めて考えさせられました。
地域貢献とは、それぞれ人によって違うと思います。そ
れまで生きてきた背景や、目的、思いは人によって違います。
実際に話を聞いたり、体験することができ、自分なりに感じたことがありました。
ラジオ局の社長さんが言っていた言葉は、「人生1回きりやから思いっきりやりたいことをやる。それが地域貢献につながればいい。自分のためにやっている。でも自分の希望が新庄市の満足、希望、笑顔になればそれが自分の満足になる。」という言葉が印象的でした。
移動スーパーの夫婦の旦那さんは、別の仕事をされていました。
「お客さんが欲しいと思わない物を売っていた。でも今は、お客さんが欲しい物を売っている。」
現在は、夫婦2人で力を合わせてお互いを支え合って、頑張っている姿がとても印象的でした。
やりがいは、お客さんに「ありがとう」と言ってくれることが1番嬉しいとおっしゃっていました。
それぞれ人生や、目標、意味合いは違いますが、共通して言えるのはここの場所が好きというのは共通するのかなと思いました。人生の経験、地域医療、田舎の暮らし、理由はなんでもいいのだなと。
理由は、自分のためにやっている。
もちろん地域の人のためにやっている。人それぞれであり、自分のためにやっていることが結果的に誰かのためになっている。
理由はそれぞれで、でも行動しないと何も始まらないということも感じました。
行動するからこその悩みや経験があると思います。
私は今月から海外で働きます。海外に行く理由の根本は自分のため、経験のためが大きな理由です。
それでも結果的に一人でも多くの人が出会えてよかったと言っていただけると、私が海外に行った意味があるのではないかと思います。ここでの経験や感じたことを活かしながら、海外での活動についても考えて行きたいです。
62期看護師 根釜 宏平