2018.10.19
参加して得たものは医療への姿勢です
▼参加して得たもの、苦労したことを教えてください。
参加して得たものは、医療への姿勢です。
無給で20年以上、ミャンマーやカンボジアなどの患者に医療を届ける吉岡医師。
その姿勢に賛同し、集まったスタッフ達。
work life balanceが叫ばれる今、改めて、仕事に誇りをもち、真摯に患者に向かう姿勢に胸を打たれました。
また、日本と医療システムが異なるため、提供できる医療にも違いがありました。
経済的な面などを患者によって細かく考える必要もあります。
異国で診療をする難しさも痛感しました。
最も苦労したことは、言葉の壁でした。
日本語が堪能なミャンマー人スタッフに助けて頂きましたが、例えば、外来で通訳をして頂くとどうしても時間がかかります。手術前に、泣いている患者への声掛けも上手くできませんでした。
他国で診療する上では、現地の言葉の習得が不可欠であると感じました。
▼参加前のイメージと実際との違いはありましたか。
短期ボランティアのため、見学が中心と思っていましたが、現地の日本人・ミャンマー人スタッフが配慮下さり、
外来や入院患者の診療、手術助手など、多くのことをスタッフと共に行うことができました。
▼今後の参加者へのアドバイスと、参加を迷われている方へ一言お願いします。
医療知識や技術がなくても、できることは沢山あります。
得られることは非常に多く、代表の吉岡先生も、どんな人にも来て欲しい。とおっしゃっておりました。
少しでも迷われている方がおりましたら、勇気をもって一歩踏み出して頂きたいです。
私も悩みに悩みましたが、参加して心から良かったです。
2018/9/26~10/2参加
初期研修医 衞藤 祐樹 様