参加者の声

▼参加して得たもの、苦労したことを教えてください。
カンボジアにおける医療体制、医療事情をある程度知り得た。また、カンボジア人気質も少しは理解できたのではないでしょうか。
苦労したことはありません。（トイレが流れず往生したぐらい）

▼参加前のイメージと実際との違いはありましたか。
参加前にイメージしていたことと実際とは大差ありませんでした。

▼今後の参加者へのアドバイスと、参加を迷われている方へ一言お願いします。
医師として参加するにあたっては、短期ボランティアは比較的仕事の調整をつけやすいので、もしその意欲がある方ならばお勧めです。参加してみなければ実態は分らないと思います。
その結果、「こんなはずではなかった、自分には向いていない」と思ったとしてもそれはそれでいいのではないでしょうか。
また、年齢はあまり関係ないと思います。実際、私は53歳で参加しましたし、ある程度の体力と気力があれば問題ありません。

今後の参加者様へ
一日の流れを簡単に書きます。
6：00頃起床
6：30　宿舎の掃除（床、洗面所など）
7：00頃　朝食
8：00　朝のミーティング。その後外来、病棟処置、手術など
12：00頃　昼食
13：00～　外来、手術など
17:00 夕方のミーティング　その後病棟の掃除など
19：00ごろ　夕食　
22：００頃　就寝

特に仕事がないときは処置などに使用するガーゼ作りをします。
手術予定は前日わかります。整形外科はそのほとんどは軟部腫瘍の切除、摘出です。
夕方仕事が終わった後に、近くの屋台などの散策もできます。

その他
日本では全く普通にできることがカンボジアではできないことがあり、覚悟していたものの、その格差に戸惑うこともありました。
しかし、そんな中でも若い皆さんが一生懸命にカンボジアの医療に尽くしている姿をみて、非常に感銘を受けるとともに、その活動を自分の周りの人に伝えなければならないと思いました。

短期ボランティア　整形外科医師 　穐吉 真 様(写真中央)
参加期間 ： 2019/5/13～5/19