参加者の声

長期・短期ボランティアや研修に参加されたみなさまの声をお届けします。

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2019.12.14

医療の本質〜ただその人のためにしたいこと〜

▼参加して得たもの

1つ目は、人との出会い。そこに集まる人は、お金をもらっていないからこそ、やりたいという強い想いの人だけが集まる。そこでの出会いは、本当に自分を成長させてくれる。
2つ目はモノに対する考え方。日本で当たり前に使って、捨てている物品は、カンボジアに行くと、本当に貴重な物品であることが分かる。たった100円の寄付でも多くの命を救うことができるということを自分の目で実際に感じることができた。
3つ目は言語について。英語すらうまく伝わらない。確かにジェスチャーやお互いの表情などを見てコミュニケーションを取ることは苦労するが、だからこそ、人とコミュニケーションを取ることの本質と楽しさを再認識できた。

医療の本質〜ただその人のためにしたいこと〜

▼参加前のイメージと実際との違い

何ができるか分からなかったので、出来ることや求められたことをやろうと思って参加した。実際、自分に出来ることは予想以上にたくさんあった。医者看護師が医療に集中できる環境作りや病院として運営をする上で医療職だけではなく、ただ力になりたいという想いを持った人が必要なんだと思い、いつかまた参加したいと思った。

▼今後の参加者へのアドバイスと参加を迷っている方へ

参加するか迷っている方は、自分が行ったところで何ができるか分からないとか、英語やその土地の言語が分からないとか、様々な不安があって迷っているのだと思います。私も全く一緒でした。英語も話せないし、医師や看護師でもありません。ただ、何ができるか分からないけど、そこで生活するいわゆる恵まれない人達の力になりたいと思い、迷っている人よりも少しだけ勇気を出して、一歩踏み出しました。まず現地に行ってから出来ることを探して、出来ることを一生懸命やろうと思いました。その結果、私は世界を見る目、人生観が変わってしまいました。そして何かをしてあげたいと思っていたのに、現地人やスタッフの方々から得たことの方が多かったです。
 人は、誰もが幸せになりたいと思っていて、不幸になりたいと思っている人は世界中探してもいません。たまたま、恵まれている環境にいる人がいて、たまたま、恵まれない環境にいる人がいる。今自分が過ごしている環境を恵まれている、幸せだと感じるのであれば、少しだけ恵まれない人達に分けてあげてください。意外と恵まれてないと思っていた人は恵まれていて、その人が何かを大きなものを教えてくれるかもしれません。

この文章が迷っている方のほんの少しの勇気に変わってくれると幸いです。

医療の本質〜ただその人のためにしたいこと〜

▼その他

短期間にも関わらず、お見送りをしてくれるのは、非常に胸が熱くなった。

医療の本質〜ただその人のためにしたいこと〜

短期ボランティア 救急救命士 門脇 和穂様
参加期間 : 2019/9/2~2019/9/6