2020.01.14
参加費以上のものを得ることができました。
▼参加して得たもの、苦労したことを教えてください。
少しでもお手伝いできたら、少しでも現地の力になれたらという思いで参加しました。しかし行ってみると、むしろ足手まといで周りのスタッフの邪魔をしないよう必死でした。そんな中誰一人嫌な顔をせず、色々なことにチャレンジさせていただきました。朝から明け方まで続くミッションの日々に、自分は一体なにをしているんだろうとネガティブな思考になってしまうこともありました。しかし短期ボランティアを大切にしてくださるスタッフ、お互いに支え合った短期ボランティア、笑顔で接してくれ元気を与えていただいた患者さんがいたからこそ、最後まで楽しく活動することができました。中々言葉で言い表すことは難しいですが、とても貴重な経験を得ることができました。
▼参加前のイメージと実際との違いはありましたか。
正直、参加前は現地での生活をほとんどイメージすることができませんでした。説明会には参加しましたが、あまりに普段の自分の生活と異なりすぎたということ、短期ボランティアの方のお話や記事に触れる機会があまりなかったことが原因だと思います。なのでミャンマーでの生活の全てが新鮮で、予想のできない刺激的なものばかりでした。
▼今後の参加者へのアドバイスと、参加を迷われている方へ一言お願いします。
何も得られなくても、応援するNPOへの寄付になればいいと思って参加しました。しかし実際は参加費以上のものを得ることができました。行ってみなければ得られない経験や出会いが必ずあります。少しでも気になるのであれば足を運ぶべきです。理性よりも感性で動くことの大切さを吉岡先生に教えていただきました。
ミッション後の術後管理は、ミッションとは異なり時間の流れもゆっくりで、患者さんとコミュニケーションをとれたり病院の近くのお店を見てまわることができます。短期ボランティアであれば1週間の中でミッションと術後管理の両方を経験できる日程をおすすめします。
松浦 寛祥様
(12/1～12/7ミャンマー手術活動に参加）医学生