2020.03.02
非医療者のわたしが参加して思った事。
▼参加して得たもの、苦労したことを教えてください。
参加期間は吉岡先生のミッション中だったので、本当に忙しかったです。しかし、だからこそ皆が一丸となって、「助けを必要とする人を救う」ということに挑めば、想像以上の力を発揮できるのだと感じました。医療者でない私はできることに限りがあるので、「きちんと役に立っているのか」「邪魔になっているだけでないか」等の心の葛藤もありました。しかし、できることを一生懸命やることや、何も出来なくても多くのことを感じ得ようとしました。
ミャンマーでは家族の結束について多く感じるところがありました。事前の情報からミャンマーは家族を大切にする国だと知ってはいましたが、病棟での家族が看病する姿はとても美しかったです。私は最近介護の仕事をしていますが、多くの患者の家族はほとんど見舞いに来ません。日本で看護師や介護士がやっている食事の世話やその他のケアを、ミャンマーのように家族が出来る社会だったらいいなと心から思いました。
▼参加前のイメージと実際との違いはありましたか。
多くのミャンマー人スタッフの姿に驚きました。彼女達は日本とミャンマーの文化を受け入れ、勤勉に働いており、プロフェッショナルでした。何より皆明るく楽しそうで、ジャパンハートの活動を支えていました。日本人スタッフとミャンマーの患者さんをイメージしていた私には良い驚きでしたし、彼女たちとも交流ができ楽しかったです。
▼今後の参加者へのアドバイスと、参加を迷われている方へ一言お願いします。
初めての参加には、踏み出す勇気がいると思いますが、是非勇気を出して参加してみてほしいと思います。私は選択に迷った時に、チャレンジした後の自分を想像してみることがあります。新しいことへの挑戦は、大変なことも嬉しいこともありますが、それらは一歩を踏み出さなければ見れない世界です。私は参加し帰国してから、色々な思いを整理して、改めて行って良かったと心から思っています。また参加したいと思っているので、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
柴田 茉耶様
(1/24~1/30ミャンマー手術活動に参加) 一般