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今回、医療ステップアップ研修に参加し、災害医療で使用する資器材の確認と使用方法、そして深部静脈血栓症(DVT)のエコー検査について学ぶ機会をいただきました。普段の業務では経験する機会の少ない内容を、講義だけでなく実際に体験しながら学ぶことができ、多くの学びを得ることができました。

 

災害医療に関する研修では、災害現場で使用されるさまざまな資器材について、その用途や使用方法を学び、災害現場では、医療資源や人員が限られた環境の中で活動するため、必要な物品を迅速かつ適切に使用することが求められます。そのため、普段から資器材の特徴や役割を理解し、いざという時に迷わず対応できるよう備えておくことが重要であると感じました。また、実際に資器材に触れながら説明を受けることで、具体的にイメージすることができ、災害医療に必要な知識と技術は日頃からの積み重ねが大切であることを改めて実感しました。

ジャパンハート 災害支援・対策 iER 医療ステップアップ研修に参加して

 DVTのエコー検査では、プローブの種類、操作方法や血管の描出方法について学び、実際にエコーを用いて血管を観察する体験をしました。これまでDVTについては知識として学ぶ機会はありましたが、実際の検査を体験したことで理解がさらに深まりました。DVTは長期臥床や手術後、脱水などを契機に発症することがあり、自覚症状が乏しい場合も少なくありません。しかし、血栓が肺へ移動すると肺血栓塞栓症を引き起こし、生命に関わる重篤な状態となる可能性があります。そのため、患者さんのリスクを把握し、下肢の腫脹や疼痛、左右差などの小さな変化を見逃さず観察するとともに、必要なタイミングで検査につなげることの重要性を改めて学びました。また、エコー検査は患者さんへの負担が少なく、その場で血管の状態を確認できる有用な検査であることも理解することができました。

ジャパンハート 災害支援・対策 iER 医療ステップアップ研修に参加して

今回の医療ステップアップ研修を通して、災害医療と日常の医療は異なるように見えても、「患者さんの状態を正しく判断し、安全な医療につなげる」という目的は共通していることを学びました。そのためには、知識を身につけるだけではなく、実際に経験を重ね、根拠を持って判断できる力を養うことが重要であると感じました。今回学んだ内容を今後の看護実践に生かし、患者さん一人ひとりの状態を丁寧に観察しながら、安全で質の高い看護を提供できるよう努力していきたいと思います。また、日々の学びを大切にし、災害時・平時を問わず適切な対応ができるよう今後もフォローアップ研修に参加をしていきたいと思っています。

 

iER登録ボランティア 看護師 名越 千夏