VOICE

2025年9月より活動を開始しました、辻野幸代と申します。

約2年前に短期ボランティアとして参加した際に、
「次は長期で参加してみたい」という気持ちが芽生え、定年退職を機にカンボジアに来ました。

こちらの施設には長年、常勤の放射線技師がおらず、これまで撮影はすべて医師が行っていました。
9月にカンボジア人女性技師が入職し、続いて10月には男性技師も新たに加わりました。
診療放射線技師として、カンボジアで新しい一歩を。
赴任後まず、装置に入力されている撮影条件をすべて確認し、一部を修正しました。
小児撮影が多いため、過剰な被曝には注意しています。なお、装置にはフラットパネルが搭載されています。
診療放射線技師として、カンボジアで新しい一歩を。
こちらの生活に少し慣れた頃、日本から短期ボランティアの放射線技師さんが来られました。
活動内容は病院見学やオリエンテーションから始まり、一般撮影や超音波検査の見学などを行っていただきました。
活動後には近くのマーケットや寺院の散策にも一緒に出かけました。
3日間という短期間でしたが、日本とは異なる医療現場を体験していただけたのではないかと思います。
診療放射線技師として、カンボジアで新しい一歩を。

短期ボランティアは随時募集しております。

※新病院オープンに伴い、2025年10月より短期ボランティアの受け入れ停止していますが2026年再開予定)
診療放射線技師として、カンボジアで新しい一歩を。

今後は、技師が全面的に撮影を担当することとなり、「X線照射録」の運用も始まりました。
まずは、できることから一つずつ取り組んでいこうと思います。

診療放射線技師
辻野 幸代