VOICE
~初東北での4か月~
9月に入り、新庄に来てからあっという間に4か月が過ぎてしまいました。仕事のことを振り返ると、勤務開始直後は、前病院とは異なる受け持ちの多さや独自のやり方などに戸惑うこともありました。
しかし、忙しい時でも丁寧に教えてくれる常勤の看護師さん・クラークさんの心強さ、手際よく業務をこなし、ユーモアのある看護助手さん、ともに助け合える派遣の看護師さんなど、周囲の人に支えられながら私は元気に働くことができています。
新庄徳洲会病院では機能別に病棟が分かれているため、科毎に細分化された病院とは違いどんな処置や患者にも対応できる看護師の対応力には学ぶことが多くあります。そして患者さんの高齢化率の高さにも驚きました。80~100歳の患者さんが多く、認知症の患者さんも多いですが、小さなことにも感謝の言葉を伝えてくれる患者さんや山形の方言で一生懸命話してくれる患者さんなど、患者さんからも癒しをもらっています。また、病院から見る景色にもいつも癒されています。夜明けの霧がかった町や夕日が沈む様子までナースステーションや病室から見ることができます。地元の人からすれば何気ない風景かもしれませんが、その景色一つとっても魅力的な場所だと感じます。
プライベートでは車を貸していただき、日常生活から観光まで何不自由なく過ごすことができています。フルーツ王国山形というだけあり、夏から秋にかけてはおいしいフルーツがたくさんあります。サクランボ、すいか、メロン、もも、シャインマスカットと旬のおいしいフルーツもしっかり制覇しています。初の東北の地ですが、休みの日には友人や家族が遊びに来てくれたり、派遣の方々と出かけることもでき、プライベートも充実して過ごすことができています。カメラが趣味の私は一人でも様々な場所に出かけて写真を撮っています。壮大な景色や自然の風景はずっと見ていられるほど綺麗です。
これからの季節は山形県内だけでなく県外にも足を延ばし紅葉の写真を撮りたいなと思っています。
残り2か月という期間の中ですが、仕事では患者さんやここで働く方々のために自分ができることを少しでもできたらと思います。また、プライベートでは山形・東北を満喫したくさんの思い出を作りたいと思っています。
看護師
新垣星羅