ラオス
2019.01.25
ラオス研修を振り返って
長期研修49期生の三上です。
1月で私の1年間の研修が修了となりました。
思い返せば、昨年8月にラオス入りしましたが、9月のミッション再開に向けての準備で大忙しでドタバタした次の日もまたドタバタ、という毎日で目まぐるしく日々が過ぎました。
無事に9月のミッションを終えたあとにも、毎月の巡回診療の準備・片付けの繰り返しでほんとうに時間があっという間に過ぎていきました。
忙しく過ごしてはいましたが、その間にラオスでは国をあげてのお祭りもあり、ラオスの文化を味わうこともできました。ごはんもとってもおいしく油断して、2回胃腸炎になりました。そんな苦い経験もありましたが、このまま住んでしまいたいと思ってしまうくらいにラオスのことが好きになっています。
そんな風に感じることができるのは、居心地のいい環境を作ってくれていたJHラオスのスタッフのおかげだと思っています。お茶目だったり、紳士だったり、の魅力的なローカルスタッフたちや私の意思を尊重しながら指導をしてくれた日本人スタッフのみなさん。私はいつも人との出会いに恵まれます。
今回のJHでの活動を通して、様々な人や場面に遭遇しました。その中で浮き上がってくる個人の物事に向き合う姿勢。JH内でその壁になりやすいものが、参加する人自身のボランティアに対する概念です。私自身の現時点での答えは出ています。その答えが正しいとは限りませんが、国際支援をする立場にある人みんながその壁に向き合うときがくるのではないでしょうか。
立場・年齢が違う方々と出会い、その方々と同じ場所に立ってその経験をすることで一つの物事に対して、感じ方は十人十色ということがまざまざと感じられました。医療のことだけでなく、本当に幅広いことを経験し、感じることができた1年だったと思います。
かなり抽象的なお話になりましたが、出会った人・場面すべてに意味があるものだったと感じて研修を終えました。関わってくれたすべての方々に感謝してこの振り返りを終えたいと思います。
49期生三上