活動レポート

ジャパンハートはアジア3カ国と、大規模災害などで無償で医療支援をしています。

ミャンマー

2019.06.12

講演会で出会う学生たちと日本の未来

ワッチェ慈善病院コーディネーターの森です。

医師ボランティア 海外 ミャンマー

ミャンマー中部のワッチェ村は、そろそろ夏の盛りは過ぎて40度を超えることはなくなりました。でも昼間はまだまだ暑くエアコンのない生活には慣れることはなさそうです。マンゴーが食べ放題で最高に美味しいこと以外は辛い時期です。

医師ボランティア 海外 ミャンマー

ジャパンハートでは、途上国で行なっている医療保健活動をできるだけ多くの方に知っていただくために、活動報告会を行なっています。それ以外にも様々な方からの講演依頼をいただいてお話しすることもあります。

日本で働いているときは想像もしないようなところでお話しする機会があります。

3月には東京で、日本国際保健医療学会学生部会でお話しさせていただきました。こちらは将来国際協力に携わりたい学生の方々に「国際協力と私のキャリア」についてお話ししました。学生時代はさぼってばかりだった私のような人間が、すでにインターンシップで海外の現場に出ている方々の前でお話しするのは大変緊張しましたが、講演会終了後にはたくさんの学生さんが話を聞きに来て、夕食までご一緒してくれました。

医師ボランティア 海外 ミャンマー

医師ボランティア 海外 ミャンマー

5月にはタイのバンコクで日本の高校生にお話しさせていただきました。この学校の修学旅行は、私の頃のそれとは全く違い、数人の班に分かれて、社会問題を洗い出しバンコクでタイ人高校生と一緒にフィールドワークを行い、プロジェクトを考えるというものです。

フィールドワークの後に、国際協力と途上国の医療についてお話をさせていただきました。その後の質疑応答では本当にたくさんの質問が多く出ました。高校生の彼らはすでに私たちのように現地で活動している人間と同じような課題の難しさを感じていて、それを質問してきてくれるのです。答えに窮するような鋭い質問も出て、「それを考えるのが国際協力なんだよ。君たちはその年でもうその段階まで来ているのか」と思わず嬉しくなりました。

日本の未来について、いろいろなことが言われていますが、少なくとも私が見えている範囲の未来は明るいです。この子たちが10年、15年経って、私と同じような歳になった時にできることを想像するだけでも楽しくなります。

ジャパンハートでは、国内国外を問わず講演会や活動報告会を積極的に行なっております。そのようなご依頼がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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