参加者の声

長期・短期ボランティアや研修に参加されたみなさまの声をお届けします。

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2019.09.17

自分自身の積極性次第で、学びは何倍にもなる環境。

看護師 ボランティア ミャンマー ジャパンハート

▼参加して得たもの、苦労したことを教えてください。

ワッチェでよく見る疾患や病態の情報を事前にいただいていたので、臨床でこれまで経験のなかったものをオペから術後管理まで見ることが出来ました。
また10日間の参加だったので受け持ち患者さんをつけていただいて、研修生の方と一緒にサマリーを書くところまで経験することができました。受け持ちだった僧侶さんが乗り合いタクシーに乗って帰って行った時は、とても嬉しかったです。

看護師 ボランティア ミャンマー ジャパンハート

▼参加前のイメージと実際との違いはありましたか。

活動前は、限られた物資で創部などの外科的処置をしているイメージが強かったのですが、意外に寄付されたドレッシング材やテープなどが多く、皮膚の状態に合わせてケアができる環境が整っていると感じたと同時に、ジャパンハートを応援して寄付して下さる方々が多くいるのだなと思いました。

▼今後の参加者へのアドバイスと、参加を迷われている方へ一言

ワッチェでの活動を10日間みて、研修生の方々の努力する姿はとても素晴らしかったです。
日本の看護師の資格では通常行わない処置をする役割を担うため、創傷治癒過程や感染症管理、合併症予防などの知識をもってケアをしていて、分からないことは日本語が話せる師長さんに聞くことができていました。
ケア以外のことでも自己判断せずに声を掛け合い相談しあって活動をしていたので、ミャンマー人も含めとても良い雰囲気のチームだと感じました。

これからボランティア、研修に参加する方々は、知識と技術を培う環境が整っているワッチェの環境でたくさんのことを学んでほしいと思います。資格のない方、学生でもできることはたくさんあり、自身の積極性次第で学びは何倍にもなる環境です。

吉岡先生に直接質問をする時間を作って下さって、わたしにとっては大収穫の回答を頂きました。人生に迷っている方は特に!的を射たアドバイスが返ってきますので、ミッション中に参加をおすすめします。

最後に、短期ボランティアに参加させて頂き、ありがとうございました。感謝です。

庄子 大地 様
(8/16~8/25 手術活動・術後管理コースに参加)看護師